市バスや地下鉄でよく見かける絵だ。板垣恵介っぽくもあり、アイドルやゆるキャラよりはよっぽど目を引く。

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全国的に見ても、増加する空き家は看過できない大問題だ。人口流出や地域の空洞化に拍車がかかるばかりでなく、治安の悪化を招くなど、いいことは何一つないと言っていい。

解決!空き家問題 (ちくま新書)
中川 寛子
筑摩書房
2015-11-05



京都市内でも目立つ空き家(会社と家の往復だと気づきにくい、自転車族にはよくわかる)。そこで今月の市民しんぶんの紙面である。ジョーと丹下と力石徹に引っかけたのか。

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あじき路地(ろうじ)は聞いたことがある。若者や外国人アーティストの一大拠点になりつつある。三上家路地は数度訪ねたことがある。蜂蜜専門店ドラートがあるところ。

鷲田清一が、職住一体の暮らしを再生させるカギは、アートにあるのかもしれない、と記しているが、二つの路地の先行事例は、鷲田の予言を地で行っているかのようである。




現状を知り、支援策を活用する。路地のよさに親しんでもらう。市長が顔を出している。どれも大切。

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とはいえ、国交省の空き家支援策が、結果的に空き家を増やしてしまっていることもあり、楽観視できない状況に変わりはない。読者諸氏にも、知ることからまず始めてほしい。

「シャッター商店街」は本当に困っているのか(文責・木下斉、『東洋経済オンライン』10月7日付)